今日のお題は、マドンナのファーストアルバムmadonnaとセカンドアルバムLike a Virginの比較です。
御存じマドンナの出世作は、「ボーダーライン」や「ホリディ」が収録された第一作madonnaです。プロデューサーはレジールーカスです。
それでブレイクし、第二作目は意欲的におカネをかけたその名もLike a Virginで、名プロデューサーのナイルロジャースが手掛けています。
このLike a Virginはデジタルダイレクトカッティングで、高音質のアナログレコードだと言われていました。45回転もありましたので僕もその様に感じていました。
ところが時代は21世紀になり、ハイレゾなるものが現れました。e-onkyo musicで両方を192khz/24bit flacファイルでダウンロードして聞いてみると、、、
断然ファーストアルバムのmadonnaの方がLike a Virginより音が良いのです。
これはホイットニーとかでも言えるのですが、ファーストアルバムは「何としても売るぞ。」という気合が入っているのだけど、ヒットした第二作目は売れた勢いで商業ベースに乗っているせいか、気合が抜けているのかおカネをかけるところが違うのだと思います。プロモーションビデオにリキが入っていましたしねマドンナ、、、。
また、第三作のTrue Blueでは面白い現象が。これも192khz/24bit flacファイルで手に入れましたが、その中の一曲目で最初にシングルになったpapa don't preachよりも、その後シングルカットされたLa Isla Bonita の方が音に深みがあってワイドレンジです。
あの映画タイタニックのサントラも、流石おカネをかけて作っただけあってBGMは音が良いですが、シングルになったセリーヌディオンのMy Heart Will Go Onになるとガクッとのっぺりとした音になります。SACDを再生して気づきました。
なかなか高音質メディアに出会うのは難しいですね、、、。